【寄稿連載更新】「なぜ」の本 - 原因と結果の新しい科学
note「翻訳書ときどき洋書」内の寄稿連載、更新しました!
「コンピューター科学者にしてパートタイムの哲学者」と自称するジュディア・パールの本、"The Book of Why"を紹介しています。
なぜ人は「なぜ」という疑問を持てるのか。
前回紹介した"Factfulness"に続いて、今年ベスト級の本なので是非記事をご一読ください。
なお、本書の存在はyomoyomoさんの以下の記事で知りました。
邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2018年版) - YAMDAS現更新履歴
The Book of Why: The New Science of Cause and Effect (English Edition)
- 作者: Judea Pearl,Dana Mackenzie
- 出版社/メーカー: Basic Books
- 発売日: 2018/05/15
- メディア: Kindle版
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【和訳】ユヴァル・ノア・ハラリが語る、ゲイであること(そして科学研究で大事なこと)
続きを読む2018.9.29追記:
「ユヴァル・ノア・ハラリ」で検索してこのページにアクセスする方が多いので、ハラリ関連の過去記事まとめを末尾に作りました。当記事とあわせてぜひどうぞ。
【取材協力】サイゾー18年7月号「タブーな本150冊」
変わるのは火星か人間か - How We'll Live on Mars by Stephen Petranek
2015/09/06 初出
2018/05/21 日本語版発売につき更新
として発売中
How We'll Live on Mars (TED Books) (English Edition)
作者: Stephen Petranek
発売日: 2015/07/07
"Das Marsprojekt"
第二次世界大戦終結から6年後の1951年、"Das Marsprojekt"(The Mars Project)というドイツ語で書かれた小冊子がアメリカで発行された。
作家レイ・ブラッドベリによる1950年作「火星年代記」と発表年はあまり変わらないが、こちらはSFではない。航空宇宙学者のWernher von Braunが、火星探査の方法について考察したものだった。米ソの宇宙開発競争が始まる以前の時代に、地球の軌道上に宇宙ステーションを建設しそこから再利用可能な ロケットを火星に送るという構想を掲げ、実現のために地球からロケットの打上げが何回必要になるかを試算していた。
続きを読む【お知らせ】寄稿連載を始めました
お知らせです。
Webメディアで寄稿連載を開始しました。
日本の翻訳出版の著作権仲介で60%のシェアを持っていて、ムーミンの版権管理会社でもあるタトル・モリエイジェンシーさんがnote上に新しく立ち上げたページ「翻訳書ときどき洋書」に掲載されています。
私の枠は、植田かもめの「いま世界にいる本たち」。
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