未翻訳ブックレビュー

世界の本への窓 by 植田かもめ

【寄稿連載更新】Kickstarter共同創業者は松下幸之助が好き

This Could Be Our Future: A Manifesto for a More Generous World

 

タトル・モリエージェンシーさんが世界の本棚からお薦めを紹介する「翻訳書ときどき洋書」への寄稿連載、更新されています。

 

Kickstarter共同創業者のヤンシー・ストリックラーが金融至上主義とは異なる未来のあり方を語る一冊を紹介しています↓

 

これ、今のところ今年のベスト本のひとつです(発表は昨年)。 

ちなみに彼は松下幸之助の本に心酔していて本書で大きく取り上げています。それ読むと、最近SDGsとか言われる経営のありかたって、実はむかしの日本的経営が目指していたものに近いんじゃないかと思わされます。

 

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【寄稿連載更新】世界の終わりはそこで待ってる

Notes from an Apocalypse: A Personal Journey to the End of the World and Back (English Edition)

 

タトル・モリエージェンシーさんが世界の本棚からお薦めを紹介する「翻訳書ときどき洋書」への寄稿連載、更新されています。

 

文明の終わりに備える「プレッパーズ」たちを取材したノンフィクションを紹介しています。コロナの前に出た本だけど急にタイムリーになった一冊↓

  

 

なお、世界の終わりといえばセカオワよりもミッシェルガンエレファントなあたりがアラフォーのクオリティです。

 

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【番外】2010年代に出たソロアーティストの名盤10選

書評じゃない番外記事。

 

2010年代に発表された音楽から、ソロアーティストのオススメアルバムを10作品選んでみた。コロナで自宅にいる期間が増えて回顧モードなのだ。

 

過去に記事を書いたものはリンクを付けてある。最後に、最近の音楽でよくキーワードとして出てくる(気がする)「エンパワーメント」という言葉についてコメントを書いた。ではどうぞ。

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【寄稿連載更新】エボラ出血熱のノンフィクション

Crisis in the Red Zone: The Story of the Deadliest Ebola Outbreak in History, and of the Viruses to Come

 

タトル・モリエージェンシーさんが世界の本棚からお薦めを紹介する「翻訳書ときどき洋書」への寄稿連載、更新しました。

 

ユヴァル・ノア・ハラリがコロナウイルス関連の記事で言及していたエボラ出血熱に関するノンフィクションを紹介しています↓

  

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世界の100冊のまとめとわたしの100冊(わたし編)

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前の記事(世界のベスト本100冊のリンク集)と対になる記事。

個人的に大事な100冊のリスト。2020年5月時点版。一覧はブクログに作った。

 

以下の分類で選んでいる。

  • 世界で働いたり洋書を読むに至るまでの本(10冊)
  • 座右の書(10冊) 
  • 日本の文学とマンガ(20冊) 
  • 世界の文学(20冊) 
  • 社会と科学(20冊) 
  • ビジネスとテクノロジー(20冊) 

 

最初の2つの分類だけ、以下にも並べてコメントしておく。

10年後ぐらいにまたリストを更新してみたい。

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