未翻訳ブックレビュー

世界の本への窓 by 植田かもめ

2021-04-28から1日間の記事一覧

優しさとはあきらめである - 「春にして君を離れ」by アガサ・クリスティー

春にして君を離れ (クリスティー文庫) アガサ・クリスティーの「春にして君を離れ」を初めて読んだら最高の小説だった。全ページ全センテンス全ワードが好きだ。ポアロは登場せず、殺人事件も起きない小説であり、発表当時はクリスティーが名前を隠して別名…