未翻訳ブックレビュー

世界の本への窓 by 植田かもめ

2020年のオススメ本まとめ

This Could Be Our Future: A Manifesto for a More Generous World (English Edition)

 

もう年が明けてしまったけれど、毎年恒例で書いているオススメ本のまとめ。

寄稿連載の最新回に「ベスト洋書と翻訳書」という形でフィクションとノンフィクションを合計6冊紹介しているのでぜひどうぞ。

 

 

上の記事で紹介したもの以外だと、前の記事で激プッシュしたマンガ「チ。ー地球の運動についてー」はとにかく読んでもらいたい。

 

あとは同じくマンガでヤマシタトモコ「違国日記」も大好きだ。知人が勝手に名付けている作家のジャンルで「亡命系」というものがあるのだが、かなりその感触に近い、異邦人マンガ。

 

新刊以外だとマルクス・アウレリウスの「自省録」にどハマりした。あとドーキンスの「利己的な遺伝子」も今さらながらはじめて読んだ。

 

2020年はコロナに振り回された年だったけれど、2021年の一番イヤなシナリオは「2020年と同じ」、つまり感染の流行と小康状態がダラダラと繰り返される、である。

 

では2021年も良い読書を。

 

チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)

チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)

  • 作者:魚豊
  • 発売日: 2020/12/11
  • メディア: Kindle版
 
違国日記(1) (FEEL COMICS swing)

違国日記(1) (FEEL COMICS swing)

 

 

 

The Value of Everything: Making and Taking in the Global Economy

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モスクワの伯爵

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パチンコ 上 (文春e-book)

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100年の旅

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マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)

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利己的な遺伝子 40周年記念版

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